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 4期16年続いた別府市議会議員時代に終止符を打ち、これから一市民の立場で活動を始めます。次の県議会議員選挙まで、できることは何でもしておこうと、心機一転、元気に飛び回っています。私の「活動アルバム」の第二章です。ご一緒に「国民が主人公」の政治を実現するためにがんばりましょう。

 全生連中央行動  2015.12.30(水)
 国会議事堂前で真島省三衆議院議員(中央)と平野ふみかつ別府市議(右)
 11月25・26日、全国生活と健康を守る会が毎年2回行っている中央行動に参加させてもらいました。厚生労働省など各省庁と全国各地から集まった守る会の会員が要望書にもとづき話し合いました。

 私は、国民健康保険や年金・医療などについて厚労省と話し合う班に参加。
 国民健康保険が高すぎて「国保税を払ったら食費も削らなければならない」という声を紹介しながら、国負担を増やすよう求めました。
 その様子を、別府市生活と健康を守る会のニュースにしました。

 ・別府市生活と健康を守る会のニュースは こちら

 話し合いの様子
 その前日11月24日には、日本共産党の真島省三衆議院議員と平野ふみかつ別府市議と一緒に温泉バイナリ―発電の問題で経済産業省などと話し合いました。

 別府市小倉地域の狭い住宅地に36基もの温泉バイナリ―発電計画があります。十分な説明がないまま騒音などで健康被害も出ています。

 自然エネルギーをすすめることはよいことですが、地元の理解を得ながら地域に喜ばれるようなものでなければならないし、そのためのルールが必要だと思います。

 11月3日の集会の報告  2015.11.6(金)
 俳人金子兜太氏の色紙
 11月3日ニューライフプラザで「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府の呼びかけについての国会報告と意見交換会」が日本共産党北部地区委員会の主催で開催され、130人が参加しました。

 会の冒頭には、作家の澤地久枝さんが呼びかけている「アベ政治を許さない」(金子兜太さんの書)を掲げてアピールしました。

 真島省三さんの話
 日本共産党衆議院議員の真島省三さんは、大変明るく元気に国会の様子や日本共産党の提案を報告。
 笑いを誘う場面もあり、意見交換や質問もたくさん出されました。

 真島省三さんや山下かいさん(参議院大分選挙区予定候補)が丁寧に質問に答えました。時間をオーバーするほど、活発な意見交換となりました。


 ※真島省三衆議院議員のお話の要旨は こちら


 戦争法をなくすために  2015.10.22(木)
 俳人金子兜太氏の色紙
 皆さん、安倍政権が19日の未明に強行した戦争法の成立から1か月。強行可決されましたが、今も多くの国民が戦争ノー安倍政権ノーと声を上げています。

 戦争法を廃止させるため、日本共産党は幅広いみなさんと力をあわせて全力を上げます。

 国会を埋めつくす戦争法反対のデモ
 戦争法は、平和を壊し戦争をしないと世界に誓った憲法9条を踏みにじるもので、絶対に許せません。歴代の内閣法制局長官や圧倒的多数の憲法学者や弁護士、最高裁判所の元長官まで、戦争法は憲法違反であると断じています。

 どの世論調査でも「反対」が6割を超える中、反対のデモや集会が全国に広がる中で、自民・公明は国会の数の暴力で強行しました。多くの国民の声を踏みにじるやり方は、民主主義を破壊する暴挙です。

 このままでは南スーダンなどに派遣をされている自衛隊の任務を拡大し、殺し殺される戦闘に事態になってしまいます。戦死者を出すことになってしまう戦争法をこのまま放置することは絶対にできません。

 戦争法なくせ!えんど久子の訴え
 日本共産党は、憲法違反の戦争法を廃止しよう、民主主義を取り戻す運動を広げ、安倍政権を退陣させよう、そのために戦争法廃止で一致する政党、団体、個人が共同して選挙協力もして安倍政権にかわる新しい政権、国民連合政府をつくろう、と呼びかけています。

 戦争法をなくしてほしい、安倍政権を倒してほしい、そのために野党はバラバラでなくしっかり力をあわせてほしい、という声がひろがっています。この国民の声に応えなければ政党としての責任を果たせないと、日本共産党は戦争法が可決した19日のうちにこのような提案をしました。

 各政党や団体はひとつひとつの政策には違いがありますが、「今はその違いを横に置いて大同団結すべき非常事態なんだ」と日本共産党は民主党や社民党、生活の党とも、いろいろな団体や個人のみなさんとも話しあっています。「今後も話し合いをしていきたい」と民主党の岡田代表も言っています。

 必ず成功させたいという決意で臨んでいます。この提案を実現するためには、国民のみなさんに後押ししていただくことが大事です。

 11月3日のお知らせチラシ
 憲法学者の小林節さんも「野党が選挙協力して国会の過半数を得られれば、自民党公明党が過半数を根拠に暴挙をしたことをチャラにできる」と期待の声を寄せて下さっています。

 安倍政権を退陣させ、立憲主義と民主主義を大切にする新しい政治を実現させるため、日本共産党は誠実に力をつくす決意です。

 日本共産党のこの提案について11月3日午後1時半よりニューラウフプラザ(ビーコンの向い)にて衆議院議員の真島省三さんを迎え、国会の様子をお話ししたりみなさんの疑問に答える懇談会を行います。ぜひおいで下さい。


 戦争法案STOP 9.13別府集会  2015.9.14(月)
 会場には多くの参加者が
 9月13日16時、別府海門寺公園。

 予定どおり戦争法案STOP 9.13別府集会が開かれました。

 別府「今日新聞」さんも、一面で呼びかけを取りあげてくださいました。

 約200人が参加しました。若者の姿もちらほらいて、心強い思いでした。小さい子どもさん連れのママやパパの参加も多く、わが子にもよその子にも、平和な未来をと願う気持ちが伝わってきました。私が声をかけた高校生は、高校生だと教えてくれて、私と一緒にデモをしました。

 若い人が若い人なりの理解で運動に参加することはとても素晴らしいことです。組織で動員されるのではなく、市民の自主的な呼びかけに、自主的に応える人が大勢いる──この事実に胸が熱くなりました。

 日本の民主主義も捨てたものではありませんね。

 「今日新聞」の記事
 「戦争反対!・戦争したがる総理はいらない!・別府を守れ!・温泉入ろう、戦争するな!・民主主義って何だ?これだ!」

 別府駅前通りに私たちの声が響きました。

 近くを通りがかりの方も集会に参加してくれました。

 男子高校生2年生の4人も飛び入りでデモに加わるなど、新しい参加が増えていきました。

 「青い空は」をみんなで合唱
 自衛のための最小限の軍隊は必要か、必要でないか。

 これは国民の中でも議論のあるところでしょう。

 しかし、今度の安保法案は、私たちが「戦争法」と呼んでいるとおり、日本の自衛とは関係のないものです。

 日本が攻撃をされてもいないのに、アメリカが仕掛けた戦争に際限なく組み込まれていく──それが衆議院、参議院を通じた論戦で明らかになった戦争法の正体です。

 ※論戦の動画は こちらから

 問題点を指摘されると反論不能になって国会が空転するような、そんな幼稚な論拠で、よくもまあこんな大それた法案をゴリ押しして来るものだと、安部自公内閣の幼児性が空恐ろしくなります。発想が子供で、その重大性が分かっていないのでしょうか。ことは「人間の命」にかかわる大問題なのに。

 参加者が自分の言葉で語りました
 何としてもこの戦争法案を廃案に追い込みたいと思います。

 しかし、この集会のような身近な民主主義を全国いたるところで築き上げることができた意義は、本当に計り知れないと思います。国の進路を決めるのは私たち国民です。主権者としての自覚も、主権者の力の大きさも実感できたこれまでの戦いでした。国民に背を向けた政府は、たとえ一時の勢力を誇っていたとしても早晩崩壊します。強行採決はゴールではありません。強行採決されれば負けという訳ではありません。国の進路は国民が決めるものなのですから。

 憲法より法理より、また国民の声よりも、自分自身の子供らしい「正義」を優先して、それがどんなに破綻しても耳を傾けず、ひたすらに数の力で押し通そうとする安倍自公内閣を、直近の選挙で必ず打ち負かしましょう。そして彼らの目を覚ましてあげましょう。

 たとえ戦争法が一時的に成立したとしても、国民の声で廃案にする法案を通しましょう。国民主権の政治こそがゴールです。


 9.13別府集会ポスター  2015.9.9(水)
 So Kikuchiさんのポスター
 別府市在住のグラフィックデザイナーSo Kikuchiさんの作ったポスターがこれです。この写真をクリックすると、A4サイズのポスターがダウンロードできます。ご家庭のプリンタで印刷して、積極的に活用してください。

 戦争法案は16日に参院の特別委員会で強行採決、野党が反対しても18日には成立させたいというのが政府の意向だと報道されています。

 国民の戦争法案許さないの声は、ますます高まるばかりです。国民の声も、国会で明らかになった法案の重大欠陥にも、一切見ざる聞かざるで強行しようとたくらむ安倍自公政権。この国の存亡に関わる大事な問題を、私たち国民が黙って見過ごしていたら取り返しのつかないことになります。心で「いやだ」と思っているだけでは、許しているのと同じです。勇気を持って「反対」の意思表示をしましょう。主権者は私たちであるということを示しましょう。

 安倍総理は辞めろ!の声が高まる中、そんな安倍さんを無投票で総裁に選んだ自民党。もはや自民党には自浄能力も、最低限の民主主義もないのだと言うことがよくわかりました。

 許せません。私は怒っています。 


 戦争法案ストップ9.13別府集会のご案内  2015.9.7(月)
 呼びかけのビラ
 9月13日午後4時から戦争法案ストップ別府集会を海門寺公園で行い、駅前通りをデモ行進します。実行委員会の主催です。

 ぜひ一緒に参加しましょう!

 安保法案は、日本の安全のためのものではありません。

 中国の脅威と言いますが、アメリカは日本と中国のとの関係では中立の立場を表明しています。中国との関係でアメリカが日本を守ってくれるわけではありません。

 アメリカが海外に攻め込む戦争に日本が参戦し戦闘地域にまで行けるようにするという、まさに戦争法案です。アメリカのために日本が戦死者を出すことになってしまうこの法案を、どうしても廃案に追い込みたい、そのために党派を超え無党派の方も保守の方も一緒に力をあわせようという集会です。

 8月30日の戦争法案ストップ別府集会には、160人が参加。

 インターネットで知ったという方や看板を見て知ったという方なども「別府でもやってるんだ」とご参加いただきました。声が聞こえたからと、飛び入り参加も。そして、「今度はいつですか」と何人かの方から言われました。

 

 16日頃にも強行採決かと報道されている中、時間がないがやはり13日にやろうと実行委員会で論議し決めました。

 8.30集会に参加した若い方がチラシを作って下さり、いいチラシができました。これまで以上に幅広い多くのみなさんと力をあわせたい。同じ13日午後2時からは大分駅南口でも集会をするそうです。

 ご一緒に戦争法案にノーの声を上げましょう!


 戦争法案ストップ別府集会  2015.9.2(水)
 小雨にもかかわらず前回の2.7倍の参加者が
 8月30日(日)午後6時から、北浜の海門寺公園で開かれた戦争法案ストップ別府集会に、160人が集いました。

 「戦争法案廃案!安倍政権退陣!8.30国会10万人・全国100万人大行動」の呼びかけにに応えて、私も実行委員の一人として準備し参加を呼びかけました。

 当日は、小雨がパラつく中で老若男女が次々と集まります。初めて会う方も多く、「看板を見て知った」「ネットで地元の集会を探して知った」という方も。

 「PRが足りないよ。もっとPRしなきゃ知らない人も多いよ」と言われました。日出や国東から来たという方も。

 参加した人がリレートークで次々に発言しました
 集会のリレートークでは実行委員長の吉永哲男さん(9条の会べっぷ)のあいさつに続き、30代と40代の4人がマイクを握りました。

 安保関連法案に反対するママの会大分を立ち上げた永尾美保さんは、小さな子どもさん3人とパパと家族で参加。

 「かわいい子ども達が幸せになってほしいと願う母親として、いても立ってもいられない気持ちです。昨年7月1日の集団的自衛権の閣議決定に涙がいっぱいあふれた。首相官邸前に行かなきゃと飛行機の時間まで調べた。

 しかし、世の中はそんなに気にしている様子もなく、もどかしさを感じた。私たちは戦争に行くために子どもたちを育てているわけではありません。

 他人事ではなく、すべての人の命にかかわることです。どこか遠くの国で起きている話ではありません。ぜひ自分のこととして考えて下さい。私は戦争法案に反対します」とスピーチしました。

 車椅子で参加の方もリレートークに
 車いす利用の森本陽子さんが「私は今年結婚します」と切り出すとあたたかい拍手に包まれました。

「政治のことや難しいことはわからないが、結婚する将来の夫や弟が戦争に行くことになるかもしれないと思ったら、これは反対しなきゃと思った。私は温泉道名人ですが、戦争になったら温泉に入れなくなる」と、大切な人や日常の幸せを失いたくない思いを語ってくれました。

 リレートークで「若い若いと言われるが、もっと若い人たちにもっと関心を持ってもらいたい」と語った32歳の男性は「戦争するな。温泉に入ろう」とアピール。

 参加者全員でデモ行進
 彼のSNSでの呼びかけを見て佐賀から駆けつけた男性が自前のマイクでコールし、駅前までの往復をデモしました。

 「戦争法案絶対反対!戦争したがる総理はいらない!民主主義ってなんだ?これだ!憲法まもれ!別府を守れ!子どもを守れ!」私も思い切り大きな声を出しました。

 「仕事が終わり外に出たら声が聞こえたから」という飛び入り参加の方も。制服のままデモに加わった彼女から「今度はいつですか?」と言われました。

 若い女性からもやはり「今度はいつやるんですか?」と。彼女は告知の看板を見て参加したそうです。

 この日FBでつながった23歳の彼女。「怖がらず堂々と声を上げている人たちをカッコいいなって思っていて、でも自分から何かを始める勇気のない私は、今日みたいな日を待っていた」とFBにアップしていました。

 1か月前の集会デモの2.7倍の参加でした。今度はもっともっと多くの方に参加していただけるような取り組みを彼ら彼女たちと一緒に企画したいと思っています。


 戦争法を許さない2つの集まり  2015.8.19(水)
 閣僚や自民党議員から、初歩的な民主主義もわきまえない暴論がとびだし、自衛隊の内部では、国会で通りもしていない戦争法を先取りした訓練計画を作成する──安部自公内閣の思い上がった体質が毎日のように明らかになっています。公務員の憲法遵守義務を忘れて、自分たちが憲法の上に立っていると錯覚しているのでしょうか。こんな危険な政権は、みんなの力で辞めさせるしかありません。そのために、私たち一人一人、自分にできる行動をしましょう。

 黙っていては、相手を喜ばせるだけです。

 そこで、二つの集まりをご紹介します。どちらの集会にも私は出席します。気軽に誰でも参加できる集まりです。みなさんも、ぜひご参加ください。


大分県弁護士会・安保関連法案に反対するパレード・8月22日(土)10時・大分若草公園/ストップ戦争法案8.30別府集会・8月30日(日)18寺・別府海門寺公園──どちらの集会にも私は出席します。黙っていては、相手を喜ばせるだけです。私たち一人一人、自分にできる行動をしましょう。


 70回目の終戦記念日にあたり  2015.8.17(月)
 戦後70年談話を報じる新聞
 70回目の終戦記念日となる8月15日、市議の平野ふみかつさん竹内よしひろさんと一緒に街頭から10回訴えました。私は次のように訴えました。

 きのう安倍首相が出した戦後70年の談話をみなさんどうお聞きになりましたか。私は、「もう謝罪なんか二度としないからな!いいか」と言っているように聞こえました。

 謝罪や反省の言葉を入れたものの、自身の言葉ではありません。安倍首相は、戦力を否定するようなことを言いながらも戦争法案を参議院で強行しようとしています。

 街頭からの訴え
 安保法案は、国民を守るためのものでも日本を守るためのものでもありません。日本を海外でアメリカと一緒に戦争する国にしてしまう、正に戦争法案です。絶対に許さないために、日本共産党は総力を上げています。

 この法律の怖いところは、これまで行けないとされていた戦闘地域にまで行けるようにしてアメリカに軍事支援できるようにするというところです。戦闘地域に行けば攻撃され、攻撃されれば反撃する。戦闘に巻き込まれる可能性が高まります。

 武器を使用する可能性を安倍首相も国会で認めています。戦争法案を強行すれば必ず戦死者が出ると、イラク派兵の責任者だった元政府高官柳沢協二さんも言っています。一番に犠牲になるのは将来ある若者です。私たち母親は戦場に送り出すために子どもを生み育ててきたわけではありません。

 8月11日参院安保法制特別委員会で小池副委員長の質問
 日本が攻撃されてもいないのに、アメリカが攻め込む戦争に一緒に日本も参加し加害者になってしまうのが、集団的自衛権です。自衛隊ばかりでなく、お医者さんや看護師さんなど医療関係者、運送に携わる方など、民間で働く国民も戦争に加担させられ危険に巻き込まれることになってしまう、海外で戦争する国づくりは絶対に許せません。

 若者や自衛隊を戦場に送らないためにご一緒に力をあわせましょう。

 先日国会で日本共産党の小池晃参議院議員は自衛隊の内部資料を示して、可決されてもいない審議中の戦争法案を先取りした検討が自衛隊で行われていることを問題にしました。

 昔の軍部の暴走と同じではないかという大問題です。国民無視の安倍政権を退陣に追い込むために、日本共産党はみなさんとご一緒にがんばります。


 原水爆禁止世界大会に行って来ました  2015.8.15(土)
 大分から参加したみなさんと
 広島や長崎で毎年原爆の日に開催される原水爆禁止世界大会。私は8月7・8・9日長崎の大会に参加してきました。

 今年は戦後70年、戦争法案が国会で審議され全国に大きく反対運動がひろがる中での世界大会です。参加できて本当によかったです。

 7日の全体会では、16歳の時に郵便配達中に被爆し背中に大火傷を負った谷口稜曄 (たにぐち・すみてる)さんが次のような経験を語ってくださいました。

 奇跡的に命を取り留めたが、私の左手は肩から手の先まで、ぼろ布を下げたように皮膚が垂れ下がっていた。2晩山の中で過ごし3日目に救助された。

 3年7か月の入院中、1年9か月はずっとうつ伏せのままだったため、胸に床ずれができて私の胸はえぐり取られたようになっている。

 後に主治医と再会した時に「私も赤い背中を忘れられない。よく生きていてくれた」と言われた。

 入院中はずっとうつ伏せだったために、顔を合わせていなかった主治医とこの時初めて顔を合わせた。

 私は、86歳で語り続ける谷口さんの思いに応えてがんばりたいと思いました。

 会場風景
 2日目の8日は分科会。

 私は友人と一緒に被爆遺構めぐりで地元の方に市内を案内していただきました。

 まず、爆心地公園では、「消火帯を作るために家を壊す作業をしていた高校生たちがこの川で休んでいた時に原爆が投下され、一瞬にして人間が骨まで溶けて蒸発してしまい、影しか残らなかった。骨も残らなかった」という話を聞きました。

 影しか残らなかったという話はドラマなどで見聞きしたことはあったけれど、これまでは信じられない気持ちでいました。この場所でというお話は非常にショッキングで、事実としてしっかり受け止めなければと胸に刻みました。

 長崎大学医学部では2000人近くが亡くなったそうです。この方たちやこの場所が無事であれば治療にあたれたはずが、薬もなくそれも十分にできなかったというお話でした。

 文化の夕べ
 爆心地公園に戻った私たちは、ここでも被爆者のお話を聞くことができました。「みなさんが座っているお尻の下には骨や家が埋まっている。ここは公園ではありません。お墓です」と言われました。

 70回目の長崎原爆記念日の9日、閉会総会で小学校3年生の時に被爆した奥村アヤ子さんが次のように訴えました。

 両親と兄弟7人で幸せに暮らしていたが、みんな一瞬で炭のように焼かれ何も言わず姿も見せず私の目も前から消えてしまった。その時、警戒警報が解除になり私は大きな木の下で遊んでいた。腕にやけどをしたが、母を探しに行った。

 妹はかぼちゃのように顔がはれて動かすこともできない変わり果てた姿で「水、水」と言った。私は妹が死ぬとは思わないので、「後でね。母ちゃんを探してるから」と言って母を探した。

 友だちの男の子は両目が飛び出していたが、何もしてあげられなかった。私の心は今も家族を待っています。生き残ったのは4歳の弟と二人。遠い親戚に引き取られたが、10月23日に弟も亡くなって、とうとう一人になってしまった。

 髪は抜けるし全身具合が悪いのに病院に行かせてもらえなかった。お墓には誰のお骨も入っていない。安保法案は絶対に許してはいけません。私の人生を変えたのも原爆です。長崎が最後の被爆地になるように。

 フィナーレ
 私は、この奥村さんのお話を聞き涙が出ました。長崎に来る前の日の6日、アルバイトをしている児童クラブでの小学校2年生の女の子との会話を思いました。

 その日、平和授業で原爆のことを学んだばかりだったNちゃんは、私に「先生、もう戦争ない?」と聞いてきました。私は「わからない。でも、ないようにがんばる。先生も戦争がないようにがんばってるからね」と言いました。涙が出そうでしたが、涙を我慢してそう言いました。

 このNちゃんと同世代だった少女が、こんなつらい目にあい一人ぼっちで生きてこなければならなかった。そのような悲劇は、日本だけでなく世界中に引き起こされていた。

 誰もが、この世界大会で戦争法を絶対に許してはならないと訴えました。私もその決意をいっそう強くして帰ってきた原水禁世界大会でした。


 戦争法案反対別府集会  2015.8.5(水)
 大勢の人たちが結集しました
 7月31日(金)の夕方、別府海門寺公園で戦争法案反対別府集会が開かれました。集会の実行委員長は平野文活市議です。

 遅い梅雨がやっと終わったばかりの夏の公園。夕方とは言え太陽は明るく、炎天の陽射しが残っています。その公園に子ども連れの人や会社帰りの人など幅広い層の人たちが続々と集まってくれました。

 集会を呼びかけるビラ
 この戦争法案は、日本のほとんどの憲法学者が憲法違反だと指摘する、とても危険な法案です。審議すればするほど危険性が明らかになり、野党の質問に政府が答弁不能になることが何度もありました。何よりも問題は、日本とは関係ないところで、アメリカが国連を無視して勝手に起こした戦争でも、日本がその戦争に加担する仕掛けになっていることです。政府は「戦闘のリスクはない」の一点張りですが、法案自体が「リスクはない」ようにはなっていません。安倍総理は、この法案が国会に提出されてもいない時期からアメリカに行き、法案の成立を約束してきたのです。そしてその約束を守るべく、審議も尽くされていないのに衆議院で数を頼みの強行採決を行ったのでした。
 別府の街をデモ行進
 法案は参議院に送られましたが、審議以前に磯崎陽輔首相補佐官の「(従来の憲法解釈との)法的安定性は関係ない。国を守る措置がどうかが必要」発言や、自民党の武藤貴也衆院議員の「(戦争法案に反対する若者は)自分中心、極端な利己的考え」とのツイートがとびだし、法案を成立させたい勢力の、異常な反民主主義性が明らかになってきています。こんな戦争大好き勢力に、政治をまかせる訳には絶対いきません。
 コールをリードするえんど
 集会の後、みんなで別府駅までデモ行進しました。

 久しぶりのデモで、爽快でした。暑さも胸のもやもやも吹き飛ぶ感じです。

 私はマイクで「戦争法案絶対反対!」「安保法案絶対反対!」「戦争法案今すぐ廃案!」「憲法守れ!平和を守れ!」「9条守れ!若者守れ!安倍はやめろ!」とシュプレヒコールをリードしました。

 別府の街にリズミカルなコールが響き、日本全国あらゆる地方から声をあげていくことの大切さを実感しました。


 別府駅前レッドアクション  2015.7.28(火)
 別府駅前レッドアクション
 7月24日(金)、15時から16時まで、新日本婦人の会別府支部の呼びかけで「女性のレッドアクションinべっぷ」が開催されました。

 戦争法案にノーを突きつけ、平和への情熱を表す赤いものを身につけて参加しようという試みです。

 レッドアクションは各地の新婦人が呼びかけている運動の形態ですが、そのルーツは1970年代、アイスランドで女性が赤いストッキングをはいて地位向上を求めた運動にさかのぼります。

 レッドアクションを呼びかけるビラ
 わずか1時間ほどの短い集会ですが、多くの人がパネルやうちわなど、思い思いのグッズを持って参加して、手作り感満載のあたたかい集会になりました。

 新しい命を生む性である女性であるからこそ、戦争は絶対ノーの声をあげたいという思いがストレートに伝わり、とても感動的でした。

 私はパネルを用意して、紙芝居風の出し物にしました。なかなか好評でしたよ。

 道行く人にアピール
 日本が攻撃もされてもいないのに、わざわざ戦地にでかけてアメリカのために戦う。命を奪い、奪われる。──こんな理不尽な戦争に道を開く戦争法を廃案にするために、政府にレッドカードを示しましょう。

 みんな赤いものを身につけて、シール投票や読み聞かせやフルート演奏などで、女性らしく戦争法案に反対をアピールしました(^o^)

 楽しい集会でしたが、参加者の思いが一つに重なりました。


 県議選のお礼とHPリニューアル  2015.7.24(金)
 百日草
 えんど久子です。ごあいさつが遅れて申し訳ありません。

 4月12日投票で行われた県議選に挑戦しました。

 みなさんにお力を貸していただき、大変お世話になったにもかかわらず、118票差で次点に終わりました。

 6002票の得票をいただき、たくさんの切実な要望や期待の声をいただきましたが、県議としてそれに応えることができず、本当に悔しく申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 別府市議選では、平野ふみかつと私の後任である竹内よしひろの日本共産党の2議席を守ることができ、みなさんに心から感謝しています。

 大分市選出の日本共産党県議堤栄三と二人の共産党別府市議と力をあわせ、市民県民のみなさんのとご一緒に、願い実現にこれからもがんばっていきます。

 そして、4年後は今度こそ必ず県議会にと、捲土重来を期してがんばる決意です。

 ごあいさつが大変遅くなりましたが、HPもリニューアルして再開です。今後ともどうぞよろしくお願い致します。


 憲法違反の戦争法案は必ず廃案に  2015.7.22(水)
 街頭からの呼びかけ
 いま国会で問題になっている安全保障関連法案。

 ほとんどの憲法学者が憲法違反と言い、身内の自民党議員の中からも異論が相次いでいる法案です。

 審議すればするほど、欠陥がぼろぼろ出て、大多数の国民が今国会での採決に反対しているにもかかわらず、7月15日衆議院特別委員会で可決され、翌16日衆議院本会議を通過し、参議院に送られました。

 この法案には、安全や平和という言葉がちりばめられていますが、日本の安全や平和をを守るためのものでも国民を守るためのものでもありません。

 日本をアメリカと一緒に海外で戦争をする国にしてしまう、まさに戦争法案です。

 いせだ良子さんと別府市後援会総会にて。中央は白石昇元別府市議
 衆院憲法審査会で、参考人の憲法学者が自民党推薦の人を含め全員が「違憲だ」と主張しました。

 審議により、次々と問題点が明らかになっているにもかかわらず、その問題点をはぐらかし、審議時間が110時間を越えたので議論は尽くされたと強行採決に踏みきる──このあまりの強権姿勢に内閣の支持率は激減、毎日新聞社の17日・18日の世論調査では、内閣支持率は35%に急落しました。

 戦争をしないと誓った憲法9条を壊す戦争法案を廃案に追い込むために、日本共産党は総力を上げてがんばっています。

 この戦争法案の怖いところは、アメリカが世界のどこであれ戦争を始めたら、自衛隊が戦闘地域まで行って軍事支援ができるようにするものです。

 これまでは行けなかった戦闘地域まで行けるようにすれば攻撃される可能性があり、攻撃されたら武器を使って反撃することになってしまいます。

 先日、日本共産党の志位委員長が国会でこの危険性を指摘し、安倍首相は「攻撃される可能性が絶対ないわけではない」などと答弁し、武器使用の可能性も認めました。

 いせだ良子さんと街頭宣伝
 アフガニスタン戦争やイラク戦争に派遣され帰国した自衛官が恐怖のために心を病んで54人も自殺しているということが、志位委員長の質問で明らかになりました。イラク戦争では自衛隊は10個近く棺を準備していたそうです。

 集団的自衛権とは、日本が攻撃されていなくてもアメリカが海外で行う戦争に一緒に参加し武力行使するというものです。

 戦争法が強行されたら「任務の危険性は格段に高くなる。間違いなく戦死者が出る」とイラクへの自衛隊派遣の責任者だった元政府高官の柳沢協二さんも言っています。

 戦争で真っ先に犠牲にされるのは将来ある若者です。私たち母親は戦場に送るために子どもたちを生み育ててきたわけではありません。

 様々な紛争や緊張の火種がある北東アジアですが、安倍政権のように何でも軍事で構えたら軍事対軍事の悪循環に陥ってしまい、ますます緊張が高まってしまいます。

 いま東南アジアをはじめ世界では、紛争を戦争に発展させないため話し合いで紛争を解決する平和外交がひろがっています。憲法9条を生かした平和外交をすすめようと、日本共産党はがんばっています。

 日本を殺し殺される国にしてしまう戦争法案は廃案に追い込むためにご一緒に力をあわせましょう。フェイスブックやツイッターなども活用して声を上げましょう。

 6月20日には、来年7月の参議院選挙の日本共産党比例予定候補いせだ良子さんと一緒に街頭宣伝をしました。いせださんは「5歳と2歳の子どもを持つ私は、子どもたちを戦場に送る殺し殺される国にしてしまうことは絶対に許せません。保守の方も無党派の方も、党派を超えてご一緒に力をあわせましょう」と訴えました。


 「アベ政治を許さない」  2015.7.18(土)
 別府駅前で
 7月18日、土曜日。午後1時。

 別府駅前に集まった22人が「アベ政治を許さない」のポスターを一斉に掲げました。

 この統一行動を呼びかけたのは、瀬戸内寂聴氏(作家・僧侶)、落合恵子氏(作家・元パーソナリティ)、金子兜太氏(俳人)、鳥越俊太郎氏(ジャーナリスト)、志位和夫氏(日本共産党委員長)ら各界の著名人111人。

 全国の駅や学校、街などで、同じ時間に同じポスターを一斉に掲げようと呼びかけました。

 ポスターの文字を書いたのは、金子兜太氏。テレビでお馴染みの「ミスター俳句」と言うべき存在です。96歳ながら、ばりばりの現役。終戦でなく蹴戦(しゅうせん)を広めたことでも話題になりました。

 呼びかけ人会見のニュース
 安倍内閣の暴走は留まるところを知りません。

 国際世論に背を向け、国内世論も無視し、憲法学者の批判に耳を傾けず、自民党の中の反対意見を封じて、ただひたすら戦争法を成立させようとしています。それに公明党がアクセルを踏みます。

 戦後、これほどひどく、これほど危険な内閣があったでしょうか。いくらなんでも滅茶苦茶だと、自衛隊合憲論者、憲法改定論者からもノーの声が上がっています。

 黙っていては反対の声は届きません。身近なところ、できることから、戦争法反対の意思を示しましょう!


 ストップ!「戦争法案」市民行動  2015.6.22(月)
 大分駅前(手前は田村衆議院議員)
 6月21日、大分駅前で行われた6.21ストップ!「戦争法案」市民行動に参加しました。その前夜、保育士の友人と一緒にがんばってかわいいプラカードも手作りしました。

 社民党や緑の党、色々な団体ののぼりがはためき、幅広いみなさん400人の参加でにぎやかでした。日本共産党の衆議院議員田村貴昭さんも駆けつけてくださり、挨拶。日本共産党の堤栄三県議らも参加しました。

 デモ行進
 デモ行進では、「戦争戦争やめちょくれ!戦争法案やめちょくれ!安倍さん安倍さんやめちょくれ!憲法9条まもろうえ〜!平和憲法まもろうえ〜!みんなの命まもろうえ〜!子どもの未来まもろうえ!」と大分弁でコール。とても楽しかったです。

 せっかく作ったプラカード、またどこかで使いたいと思っています。別府でもこういう集会をやりたいですね。

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