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 最近俳句をはじめました。いろいろな制約の中で「伝える」という本質は、議員活動と同じだなあと思ったりしています。日々の活動や生活の中での俳句を、少しずつ掲載していきたいと思います。ご指導のほどよろしくお願いします。
 俳句に興味のある方はぜひ作品をお寄せください。このホームページで紹介したいと思います。初心者の方は、私と一緒に上手くなっていきましょう。心得のある方は、ご教授ください!
銀杏踏み厚労省へ大行進 (09.12.19)
いちょうふみ こうろうしょうへ だいこうしん
 全国生活と健康を守る会連合会の政府交渉に参加しました。250人近い会員さんたちが各省庁へと向かう様はまさに大行進。多くが弱い立場にある方々ですが、仲間とつながり一緒に学んで声を上げようと、みなさんとても生き生きしています。

 「腹一杯食べたいといつも思う」

 こんな生の声をくり返しくり返し上げていくことが、世の中を変えていくんだ、ひとりでは無理でも力を合わせれば大きな力になるんだ、と実感しています。

(写真中央は全生連の松岡恒雄会長)

冬の朝大往生の婆のねこ (09.12.18)
ふゆのあさ だいおうじょうの ばあのねこ
 私の叔母と仲よくひとりと1匹で暮らしていた猫のナナ──20才。
 人間で言えば105才くらいですが、先日まで元気でした。しかしある朝、叔母に抱かれて大往生しました。

 次女みさきは今度成人式ですが、ナナはみさきと3ヶ月ほど先輩の同級生。
 もともと私の実家で飼っていたナナ。両親が私の家に引っ越した後、隣に住む叔母が引き取り、とてもかわいがっていました。

 ナナちゃん、長い間おばちゃんを支えてくれてありがとう。あちらで、じいちゃんばあちゃんにまた可愛がってもらってね。

(写真は我が家に長年飾っている子どもたちが小さい頃のものです。右側の長女が抱っこしているのがナナ。左の次女が抱っこしているのは豚のぬいぐるみ)

帰りみち背伸びしている月見草 (09.10.3)
かえりみち せのびしている つきみそう
 めずらしい花の写真をたくさん撮って、満足した山歩きの帰り道。月見草の黄色い花に惹きつけられ、思わずカメラを向けました。夕暮れを待って咲くから宵待草ともいうそうです。
 めずらしい花ではないけれど惹きつけられるのはなぜでしょう。宵待草の名も素敵だけれど月見草と呼びたくなるのはなぜでしょう。少ししおれた花さえも愛しく思うのはなぜでしょう。
誰がための雫留めるや吊舟草 (09.10.2)
たがための しずくとめるや つりぶねそう
 葉の陰に隠れるように咲く、葉隠れ吊舟草という花はめずらしい花だそうです。今にも落ちそうな露を光らせ、みずみずしい姿を見せてくれました。
(写真は葉隠れ吊舟草)
この思いいくにち続く千日紅 (09.9.27)
このおもい いくにちつづく せんにちこう
 千日紅という花は、ドライフラワーにしても1000日色が続くと言われているそうです。だから千日紅。素敵ですね。

 ブームに乗りやすい日本人ですが、大事にしたい思いやものは、いつまでも大事にしたいですね。

鮎跳ねる長女に「あゆ」と名付けた日 (09.6.18)
あゆはねる ちょうじょに「あゆ」と なづけたひ
 6月生まれの長女。

 若鮎のように元気に前向きな子にと願い「あゆ」と名づけました。

 あの日からもう23年。

 長女はこの春、就職し東京に行きました。初給料でプレゼントが送られてきた時は箱を開く前からもう涙が……。


 こんな時代に、就職することができ元気にがんばっている様子。まわりのみなさんのおかげですね。

 本当にありがたいことです。
改札の駅員の指春深し (09.5.16)
かいさつの えきいんのゆび はるふかし
 旅から帰ってくると、別府駅の改札口では駅員さんが「こんにちは」と迎えてくれ、私は切符を手渡します。

 旅先の駅はみんな自動改札になりました。
 逆に小さな駅では駅員さんがいない駅もあり、箱に切符を入れるようになっていたりします。別府駅もそのうち自動改札になってしまうのかなぁ……。

 もうしばらくは、駅員さんに迎えてもらいたい気もします。

早朝の古都の土塀に春の雨 (09.5.11)
そうちょうの ことのつちべいに はるのあめ
 視察の際に京都に立ち寄りました。

 朝、集合時間までの間に京都駅前の渉成園に行ってみました。まだ中に入れない時間だとわかっていたけれど、せっかく京都に来たので。
 土塀と新緑が美しく、土塀から覗く瓦のかけらが京の歴史を感じさせてくれました。

山は今みどり黄緑盛りつけて (09.5.4)
やまはいま みどりきみどり もりつけて
 新緑がとても美しい季節。みどり・黄緑・薄緑・萌黄色……。高速道路で運転中でもカメラを構えたい気持ちになってしまうほどです。

 グリーンサラダを大きなボールにどんと盛りつけ、「どうぞ召し上がれ」って感じの山々です。

二つめは小さなひかり二輪草 (09.4.15)
ふたつめは ちいさなひかり にりんそう
 久しぶりに山に登りました。

 登山道沿いに一輪草や二輪草、スミレなどなど、たくさん春の花が咲いていて感激です。道沿いにこんなにたくさんの二輪草が咲いているのは始めて見ました。

 写真を撮るのに夢中になって仲間たちから遅れてしまう私です……。
 みんなに追いつこうと思うけど、かわいくてかわいくて、また座り込んでしまいます。

黄菫を毀さぬように丘くだる (09.4.10)
きすみれを こわさぬように おかくだる
 由布岳のふもとで黄スミレが咲いていると聞いて行ってみました。
 とってもかわいい黄スミレが本当にたくさん咲いています。うれしくてたくさん写真を撮りました。

 このあたりは、野焼きをするので黄スミレのような貴重な植物が育つそうです。
 野草を採って帰る人が多く、貴重な植物が絶滅の危機に瀕しているそうですが、いつまでも自然の中で育ってほしいものです。

 「とる」のは写真だけにして──。

露天の湯閉じるまぶたの春眩し (09.4.9)
ろてんのゆ とじるまぶたの はるまぶし
 久しぶりにゆっくり温泉に入りました。

 この日はとってもいいお天気。目を閉じていても、お湯が春の日にきらめいて揺れるのがわかります。

 温泉で超リラックスして次へのエネルギーを補給します。
 これが私の元気回復術です。
背を正し卒業生の声聞いている (09.3.29)
せをただし そつぎょうせいのこえ きいている
 小学校の卒業式に出席しました。野球選手、パテシエ、看護師さん……など子ども達の夢を毛筆で書いて張りだしていました。

 「未来に羽ばたこう」と子ども達のハリのある声が体育館に響きます。

 今の社会を思い、あらためて私達おとなの責任を痛感させられました。
 この子達が本当に未来に希望を持てる社会にしていくために、幅広い方々とさらに力を合わせがんばりたいものです。

草萌える側溝のふた押し分けて (09.2.4)
くさもえる そっこうのふた おしわけて
 健康のために、なるべく歩くよう心がけることにしました。側溝の蓋の隙間に雑草がたくさん顔を出しているのを見つけました。重たい蓋にも負けずに。

 私たちも、時代の波を押し返しはねのけ、新しい流れを作る強さを持ちたいと励まされました。人は手をつなぐことで強くなれる、知ることで力をつける、そのことを実感しているこの頃です。

外は雪なかは笑顔と花束と (09.1.16)
そとはゆき なかはえがおと はなたばと
 1月15日付けの活動アルバムに書いた荒金カツ子先生のお祝いの日は、雪と風が冷たい日でした。
 でも、会場の中は別世界。遠方からも多くの卒業生が集まり、にぎやかな集会となりました。

 まずは、久しぶりの再会に歓声が上がり、花束もたくさん、おしゃべりはエンドレス……。胸の奥にじーんと響く、あたたかい会になりました。

登るほど青、蒼、碧へ冬の空 (09.1.7)
のぼるほど あお、あお、あおへ ふゆのそら
 「活動アルバム」にも書きましたが、1月4日、由布岳に登りました。すばらしい天気にめぐまれ、今年もがんばらなくては、と決意を新たにしました。

 山肌の霧氷が何とも美しく、何枚写真を撮っても撮り足りない思いに駆られます。美しい木に出会うと、、夢中でシャッターを切りました。まるで「早く私を撮って。きれいでしょう」と言っているように、ポーズをとって待っていてくれました。

 不思議なことに山を登るに連れて空が青さを増していきます。この青空の美しさをどう表現したらいいのでしょうか。

千年の湯川に湯滝冬木の芽 (08.12.29)
せんねんの ゆがわにゆたき ふゆきのめ
 柴石温泉は1100年以上の歴史があると言われています。

 「湯川に湯滝」と別府音頭にも歌われている豊かな温泉。

 今は別府観光は冬の時期ですが、この豊かな財産をもっともっと活かさないともったいないと、いつも思っています。

ライト射し親娘の紅葉赤さ増す (08.12.12)
らいとさし おやこのもみじ あかさます
 親子で京都に行きました。ライトアップされた嵐山・宝厳院の紅葉は妖艶な美しさを見せてくれます。

 暗い中、紅葉を映し出すライト。
 私はなぜか、毎日報道されている派遣切りを思い出しました。大企業は減益とはいえ大もうけしています。トヨタだけでも14兆円近くもため込んでるとか。

 そんな現実をライトで照らし、もっとよく見えるようにしたいなぁ、と……。

冬うらら夢色ラムネの噴き上げる (08.11.27)
ふゆうらら ゆめいろらむねの ふきあげる
 竹瓦温泉の前にあるカフェ TAKEYA(タケヤ)さんには、「虹色ラムネ」と呼ばれる、いろんな種類のラムネがあります。私はアップルを選びました。

 この店の隣、竹瓦小路には大正10年に作られたという日本初の木造アーケードがあります。昔、このアーケードはガラス製だったそうです。タケヤのママは、今はトタンになっているこのアーケードをガラスに戻すのが夢だそうです。「竹瓦小路アーケード修復保存の会」を作って竹瓦小路のみなさんと一緒にがんばっています。

 ラムネをポンと空けると、シュワーっと噴き上げてきました。まるでママのパワーのように……。

(写真は、まちづくりに忙しいタケママの代わりに店を守っているママの息子さんのお嫁さん。美人です。)

草もみじ山肌きらめくアイシャドウ (08.11.21)
くさもみじ やまはだきらめく あいしゃどう
 日が差してきたので扇山で写真を撮ってみました。

 ススキとパステルカラーの草もみじが逆行にきらめいてきれいです。アイシャドウでメークしたように……。

それぞれに楓紅葉の色と彩 (08.11.18)
それぞれに かえでもみじの いろといろ
 楓の葉が色とりどりに紅葉してとてもきれいです。

 一枚一枚の葉が、色も形も同じものはなく、それぞれ個性を主張しているようです。それは落ち葉になってからも変わりません。

山ひだに色を散りばめ杉紅葉 (08.11.14)
やまひだに いろをちりばめ すぎもみじ
 先日、阿蘇の根子岳に登りました。頂上は曇におおわれせっかくの紅葉が見えず残念……。

 「こんな日もあるさ」とぼやきつつ、山を降りるにしたがい雲が晴れて日も差してきました。みどりと赤と茶色と黄色…… それぞれにお互いを引きたて仲よく山肌を彩って、素敵です。

秋色のローマへデモの傘おどらせ (08.11.13)
しゅうしょくの ろーまへでもの かさおどらせ
 旅先のローマで、教育予算削減に反対する大きなデモ行進に出会いました。

 手作りの横断幕はカラフルで、シュプレヒコールもリズミカル。雨の中、若い人たちが楽しそうに生き生きとデモする姿に、私も仲間入りしたい気分でした。

秋のジュネーブ窓もマダムも自分色 (08.11.2)
あきのじゅねーぶ まどもまだむも じぶんいろ
 ジュネーブやその近郊の町は、おとぎの国のようにかわいい家が並びます。紅葉した木々が町並みに色を添えとても美し景色が広がっています。
 家々の窓には花が咲き、アパートの窓も個性的で見ているだけで楽しくなります。通る人たちも自分らしいファッションを楽しんでいて、本当にステキです。

 きっと、自分らしい生き方を楽しんでるんですね。

父祖よりの棚田見守る彼岸花 (08.9.20)
ふそよりの たなだみまもる ひがんばな
 私の大好きな内成棚田は、いま一番美しい季節を迎えています。

 しかし、昨年まで稲を育てていた田が今年は作れずにいるのを見るとショックです。

 先祖代々苦労して築き守り続けてきた農家の方は、どんなにくやしく残念でしょうか。農業で生活できない日本。その一方で輸入にこだわり汚染米が……。

 瑞穂の国にあるまじき事態です。

逝く人の空をひろげる百日紅 (08.9.9)
ゆくひとの そらをひろげる さるすべり
 84歳のMさんがなくなりました。
 身よりのない彼女を、生活と健康を守る会の仲間Kさんが実の娘のように、それ以上に一生懸命お世話してきました。

 最後まで仲間たちと見送って、お寺に永代供養をお願いしました。ヘルパーさんたちもお参りに来てくださり、Mさんも喜んだでしょう。

 かわいいおばあちゃんだったMさんによく似合う花、ピンクのさるすべりが美しく咲く季節に、Mさんは旅立ちました。

青栗や光は毬のかたちして (08.9.3)
あおぐりや ひかりはまりの かたちして
 あざやかなイガ栗が目にとまり、カメラに納めました。

 厳しい日差しをエネルギーとし、実りの時を迎えた栗たち。青々と自分を主張するかのような生命力に、励まされる思いです。

お姫さま乗せて蓮の葉確かなり (08.8.21)
おひめさまのせて はすのは たしかなり
 おやゆび姫が乗った葉をツバメが引いて運んだ・・という場面を思い出しました。あれはハスの葉だったでしょうか。おやゆび姫のお話は、たしか、子どもができずに淋しい思いをしていた老夫婦が、花の中から生まれた女の子に大喜びして・・・という物語でしたよね。

 直径1.5メートルほどに成長した鬼ハスの葉に小さい子どもを乗せてくれる、大鬼蓮(おお・おにハス)乗り。その様子は、「別府大好き」に書きましたが、子どもたちとママやパパ、おばあちゃん達の歓声がひびく楽しい時間でした。

 初めてあったみずきちゃん。ほんの数分の出会いでも、みずきちゃんの周りにあっという間に明るい人と人の輪ができてしまう。子どもの存在って、本当にステキですね。乗せてくれる要員のお兄ちゃん(?)や、よそのおばちゃんの私まで一緒に「みずちゃん、ほら、ママみて!こっちだよ!」と、大騒ぎ。

 みずきちゃん。まるで、おやゆび姫のようにかわいかったよ!

睡蓮の花が見ている子らの午後 (08.8.21)
すいれんの はながみている こらのごご
 「べっぷ大好き」でも書いた「海地獄」。
 色とりどりの睡蓮が咲く池、神秘的な湯けむり……。写真を撮っていると、親子連れの歓声があちこちでします。地獄という名前はついていますが、これは極楽ですね。

 子どもたちも、色とりどりの自分色に成長してほしいものです。

盂蘭盆を背中で感じるいで湯坂 (08.8.16)
うらぼんを せなかでかんじる いでゆざか
 お盆のお墓参りに行きました。我が家のお墓は別府霊園ですので、「べっぷ大好き」に書いた明礬(みょうばん)にはお墓参りの帰りに寄りました。夜景をねばって撮影していると、どこか遠くの方から盆踊りのお囃子が聞こえてきます。これまで亡くなられた多くの人たちがこの路を通るのだと思うと、不思議な、懐かしい気持ちになりました。

 子どもの頃、お墓参りの帰りに明礬を通ると、硫黄のにおいが苦手な兄がいつも文句を言っていたことをふっと思い出しました。

さわさわときらめき渡る青棚田 (08.8.1)
さわさわと きらめきわたる あおたなだ
 内成に行きました。足場の悪い石垣に登り、鎌で草を刈っている人に出会いました。
 「暑い中大変ですねえ」と声をかけると

 「こんなところは草刈り機じゃ刈れんけんなぁ。盆前に刈っちょかんとなぁ。もう盆とんぼが出てきたなぁ」と、笑顔がステキです。
 お年を聞くと77歳だそうです。草を刈ったところは、きれいな石積みが出てきます。

 こうして、先祖代々受け継いだ棚田を守り続けてきたんですね。

 農業で生活できないので、内成も農業は70代が中心です。オーナー制度やボランティア制度などで、何とか応援していきたいものです。

 気持ちいい風が青田を渡っていきます。風に吹かれて、きらきらと光る稲が、さざなみのようにゆれていく様がとてもきれいです。

きらめきを追いつづけている青田みち (08.7.25)
きらめきを おいつづけている あおたみち
 大分の学習会に行く途中で内成に立ち寄りました。

 暑い時間なので歩き回るつもりはなかったのですが、やはり、青田が美しく、どう撮ろうかと少し歩き回ってしまいました。

 俳句にしたいと思いますが難しい……。こんなに美しく涼しい風がわたる田んぼ。
 減反政策がいかに大きな間違いか、大きな声で言いたい気持ちです。

千年の石積み遙か田草とる (08.7.24)
せんねんの いしづみはるか たぐさとる
 青田がとても美しい季節です。
 千年近い昔から代々苦労して築いてきた内成棚田。久しぶりに足を運んでみると、きれいに草刈りがされていました。猛暑のなかの草刈りは、さぞ大変でしょう。
噴水の向こうに揺れるシート小屋 (08.7.12)
ふんすいの むこうにゆれる しーとごや
 7月7日付けの「活動アルバム」で紹介した別府スパビーチは、私のお気に入りの場所の一つです。もう一度噴水の写真を撮りたくて、スパビーチ(的が浜公園)に行きました。
 どちらを向いてもきれいでどう写真にしたらいいのか迷います。

 ただ、ホームレスの人が住みつくからという理由で、休憩所が閉鎖されています。こんなところにも格差社会の影が……と気になります。

 そこから追い出された人たちは、さらに海岸沿いに引っ越しました。

一輪挿しの紫陽花光る集会場 (08.7.11)
いちりんざしの あじさいひかる しゅうかいじょう
 7月5日付けの「活動アルバム」にも書きましたが、私の地元扇山公民館でささやかな集いを開きました。この集まりに、友人が籠にさしたあじさいを一輪持ってきてくれました。
 彼女の心遣いがうれしくて写真を撮りました。彼女は、いつも玄関に庭に咲いた花を飾るステキな女性です。私も少しは見習おうかな……。
峰こえて岩場わたれば若葉降る (08.6.28)
みねこえて いわばわたれば わかばふる
 豊後高田市議の大石忠昭さんたちが参加する「山でん登ろう会」。5月の例会は、しんぶん「赤旗」休刊日の5月7日に開催されました。
 目的地はアケボノツツジが満開の夏木山(海抜1,386m)。早朝から乗用車に分乗し宮崎県境まででかけました。
 大鋸小鋸と呼ばれる山や谷を10個も超えて岩場を渡りやっとたどりついたところのブナの木の新緑が、本当にすばらしくしばらく見とれてしまいました。この登山は5月24日の赤旗にも、小野みきおさんの投稿で載りました。
下駄似合う湯の里守る人と人 (08.6.28)
げたにあう ゆのさとまもる ひととひと
 兵庫県豊岡市の城崎温泉に視察に行きました。町に添って流れる大谿川の柳並木と太鼓橋が目に入ります。浴衣を自然に着こなし、外湯めぐりをする人たち。
 外湯では、それぞれの旅館の下駄を、浴衣の柄で見分けて間違わないように揃えてくれるのです。旅館ごとに違う下駄を揃えているのが風情があって写真にも撮りました。
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